集合写真は、​誰かが​目を​つぶったり、​横や​下を​向いたりしてしまう​ことが​多く、​全員が​満足する​表情で​撮影する​ことが​難しい​ものです。​特に​大勢の​場合、​全員の​良い​表情を​一度の​撮影で​捉える​ことは​プロの​フォトグラファーに​とっても​簡単では​ありません。

そんな​ときに​役立つ機能が、​Google Pixel 8 / 8 Pro で​使える​（2024 年 2 月現在）​機能​「ベストテイク」です。​撮影した​一連の​写真の​中から、​1 人ずつもっとも​好きな​表情を​選択して​合成し、​1 枚の​集合写真に​仕上げる​ことができます。​全員が​良い​表情を​している​集合写真を、​誰でも​簡単に​作れるのです。

ベストテイクを​使うには、​「Google フォト」アプリへの​バックアップを​有効に​しておく​必要が​あります。​Google フォトを​起動して、​右上に​ある​自分の​ Google アカウントの​アイコンを​タップし、​バックアップを​オンに​してください。

その後、​位置を​変えずに​同じ​人の​写真を​複数撮影してください。​写真が​撮れたら、​Google フォトで​連続撮影した​写真の​中の​ 1 枚を​選びます。​写真は​ Google フォトの​写真​一覧から、​または​「カメラ」アプリから、​左下の​写真アイコンを​タップして​開きます。

写真を​開いたら​「編集」から​ ​「ツール」を​選択して​「ベストテイク」を​タップします。

「より​良い​写真に​仕上げる​ために​類似した​写真を​探しています」と​いう​メッセージの​後、​写真に​写っている​人の​顔を​表示します。​その​顔を​タップすると、​変更できる​顔の​候補を​一覧で​表示するので、​その​中から​好きな​表情を​選んで​みましょう。

表情を​変えたい​人を​選び終えたら、​最後に​右下の​「完了」を​タップして​編集を​終了してください。​これで​全員が​納得する​表情を​した​集合写真が​できあがります。

ベストテイクは、​仲間と​集まった​ときの​写真や​家族写真、​イベントでの​記念写真、​子どもと​一緒に​撮影した​日常写真と​いった​集合写真で​役立つ機能です

複数人で​撮影した​写真は、​写っている​人みんなで​共有する​ことが​多いと​思いますが、​自分が​不本意な​表情で​写っていると、​人に​見せる​ことに​抵抗を​感じてしまい、​自分でも​あまり​見返さない​ 1 枚に​なってしまうかもしれません。

また、​集合写真の​撮影で​全員の​表情や​顔の​向きを​そろえるのは、​非常に​手間が​かかります。​全員の​良い​表情を​ 1 枚に​収められるように​繰り返し撮影を​してみても、​完璧な​ 1 枚は​なかなか​難しい​ものです。​ベストテイクを​使えば​後から​好きな​表情を​選択できるので、​撮影時間も​ほど​ほどに、​満足の​いく​集合写真を​仕上げられます。

ベストテイクでは、​面白い​表情を​集めた​写真も​作れます。​良い​表情を​選ぶ​ときと​同様に、​面白い​表情を​選び、​全員が​「変顔」を​している​集合写真を​作るのも​楽しいのではないでしょうか。

ベストテイクを​使えば、​1 回の​撮影で、​真面目な​写真と​面白い​写真の​ 2 パターンを​作成するなど、​これまで​以上に​集合写真を​楽しめます。

Google フォトでは、​ベストテイクと​ Google Pixel の​ほかの​機能を​組み合わせた​使い方も​可能です。

Google Pixel 8 / 8 Pro で使える編集機能の 1 つに「編集マジック²」があります（2024 年 2 月現在）。写真に写り込んだ人や物を消去したり、移動や拡大・縮小したりできる機能です。

室内で​子ども​たちを​撮影する​場合、​床に​散らかった​おもちゃなどが​写り込んでしまうかもしれません。​しかし​ベストテイクと​編集マジックを​使えば、​おもちゃを​消した​すっきりと​した​背景の​中で、​と​びっきりの笑​顔を​浮かべる​子ども​たちを​好きな​位置に​移動して、​構図を​調整した​写真が​簡単に​作れます。

余計な​写り込みが​多い​場所での​撮影でも、​良い​表情を​した​被写体を、​思い通りの​構図に​調整して​仕上げられるのです。

そのほか、Google Pixel 8 / 8 Pro では、騒がしい場所で撮影した動画でも周囲の雑音を小さく調整できる音声消しゴムマジック³など、写真だけでなく動画をより魅力的に仕上げる機能も備わっています。Google Pixel 8 / 8 Pro の編集機能を活用して、これまで以上に楽しい写真体験を味わってみてはいかがでしょうか。