Google Pixel 8 Pro の魅力をプロのフォトグラファーが解説

プロ設定など充実のカメラ機能を搭載した Google Pixel 8 Pro の魅力をプロのフォトグラファーが解説

「プロ設定」をはじめとしたさまざまなカメラ機能が充実している Google Pixel 8 Pro について、フォトグラファーの別所隆弘(べっしょ たかひろ)さんにその魅力を聞きました。

Google Pixel 8 Pro で撮影したすすきの草原の比較。左は標準設定のオートホワイトバランスで撮影、右は黄色側にホワイトバランスを調整することで不自然ではない黄色さが夕焼けをドラマティックに演出している
Google Pixel 8 Pro で撮影したすすきの草原の比較。左は標準設定のオートホワイトバランスで撮影、右は黄色側にホワイトバランスを調整することで不自然ではない黄色さが夕焼けをドラマティックに演出している
普段の仕事ではミラーレス一眼カメラに加えて Google Pixel を愛用
フォトグラファー 別所隆弘(べっしょ たかひろ)さんのプロフィール写真

プロフォトグラファーでありながら、文学研究者として、また関西大学でメディア専攻講師としても活躍する別所さん。毎日を、自分らしく楽しく過ごす Google Pixel ユーザーのコミュニティ「#TeamPixel」の活動としても SNS などで写真を投稿する別所さんは、自然の光とは一味違う“人の手によって作られた光”をどう撮影するかへの興味が強く、飛行機の航空灯や機尾灯、花火などを数多く撮影。個展を開いたり SNS で写真を公開したりしています。

仕事では 2 台のミラーレス一眼カメラに加えて、被写体や撮影場所に応じて交換式のレンズを持ち歩いていますが、レンズを持ち出す数はどうしても物理的に限りがあるといいます。

一方で、どんな撮影でも持っていくのが Google Pixel のスマートフォン。2018 年に発売した Google Pixel 3 から使い始め、今は 2023 年 10 月に発売した

を愛用中です。

「Google Pixel の撮影性能は Google Pixel 3 の頃から高かったのですが、Google Pixel 6 からはカメラとしての表現力がさらに向上した印象ですね」

Google Pixel を使う前はコンパクトデジタルカメラも持ち歩いていたそうですが、Google Pixel のカメラ性能が向上していくにつれてコンパクトデジタルカメラの出番は減り、現在ではミラーレス一眼カメラ 2 台と Google Pixel シリーズのスマホ 1 台を持ち歩いています。

実際の仕事現場では、ミラーレス一眼カメラと Google Pixel の使い分けはケースバイケースですが、Google Pixel でなければ撮影できないシチュエーションもあるそうです。

「出張で風景写真を撮る取材中、突然メールで『○○レストランの料理の写真も撮ってきて』と追加で依頼を受けることもあるんです。ただ、遠景中心の風景と接写が重要な料理とでは、使うレンズが全く異なります。風景撮影と聞いて準備してきていますから、接写用のレンズは持ち合わせがなくて」

そんなときに活躍するのが Google Pixel です。ピントの合う範囲である被写界深度が深く、ボケ過ぎない写真を撮影できる特徴を備えています。接写用ではないレンズを使ってミラーレス一眼カメラで無理に撮影するより、Google Pixel のほうがピントが合ったきれいな写真が撮りやすいそうです。

料理の写真。別所さんが Google Pixel 8 Pro で撮影
Photo by Takahiro Bessho
フォトグラファーも納得のプロ設定は花火や紅葉の撮影で活躍

Google Pixel 8 Pro は、写真の撮影時に「シャッタースピード」や「フォーカス」(ピントが合う範囲)、「ISO」(撮影時に明るさに合わせて感度を調整する設定)などをマニュアルで調整できる「プロ設定」機能を搭載しています。これまでの Google Pixel でも一部の機能は撮影時に使えましたが、Google Pixel 8 Pro のプロ設定では、これら全てを自由に調整できるのが魅力です。

プロのフォトグラファーである別所さんがプロ設定を使った最初の感想は「Google Pixel はついにここまでできるようになったのか!」でした。

もともと Google Pixel シリーズのスマホでは、AI が被写体やシーンを分析し、撮影時に自動で最適な設定にしてくれるため、簡単な操作できれいな写真を撮れるのが特徴です。しかし、別所さんは「美しく撮れるからこそ、もう少し細かい設定まで調整して撮影したい」という気持ちもあったと明かします。

「ちょっとだけ暗くしたり、ホワイトバランスをもう少し暖かい色味にしたり、そうした調整をしたくなる。でも、今までのスマホでは、撮影時点ではそれができなかった。その壁を乗り越えたのがプロ設定ですね」

Google Pixel 8 Pro で撮影したすすきの草原の比較。左は標準設定のオートホワイトバランスで撮影、右は黄色側にホワイトバランスを調整することで不自然ではない黄色さが夕焼けをドラマティックに演出している
左:標準設定のオートホワイトバランス。右:撮影時に、黄色側にホワイトバランスを調整。不自然ではない黄色さが夕焼けをドラマティックに演出してくれる。別所さん撮影。Google Pixel 8 Pro を使用

プロ設定では「明るさ」「シャドウ」「ホワイトバランス」「シャッタースピード」「ISO」「使用するレンズ」「フォーカス」など、ミラーレス一眼カメラと比較しても遜色ない設定での撮影が可能になりました。

最もプロ設定の恩恵を受けそうだと別所さんが考えているのが、花火の撮影です。別所さんによれば、花火の軌跡を美しく残すには、シャッタースピードを少しでも遅くしてシャッターが開いている時間を長くする必要があるそうです。「シャッタースピードの調整もできるプロ設定なら、花火を自分好みに撮影できそう」とのこと。別所さん自身は Google Pixel 8 Pro ではまだ花火の撮影を試せていないそうですが、今後の花火写真が楽しみです。

Google Pixel 8 Pro で小走りしている人を撮った写真の比較。シャッタースピード 1 / 250 で撮影した左の人ははっきり写っているが、1 / 15 で撮影した右の写真は人がぶれている
シャッタースピードは人の動きでもわかります。左からシャッタースピード 1 / 250、1 / 15。1 / 250 なら、小走りの人でもギリギリ捉えられる。別所さん撮影。Google Pixel 8 Pro を使用

紅葉の撮影にもプロ設定は効果を発揮するそうです。特に、夜間のライトアップしている紅葉の撮影は、明るさ、シャッタースピードを調整することで、葉の影や空など黒く写る部分を残しつつ、全体として明るくなりすぎない印象的な夜景の写真を撮れます。

紅葉を背景に、お寺で正座している住職。別所さんが Google Pixel 8 Pro で撮影
別所さん撮影。Google Pixel 8 Pro を使用
プロ設定は写真に興味を持ち始めた人におすすめ

プロ設定は、写真に興味を持ち始めた人におすすめの機能だと別所さんは語ります。

「今の若い世代は子どもの頃からスマホで撮影しているので、写真の基礎を知らなくてもうまく撮影できる。でも『もっと上手に撮りたい』となったとき、今までは高価なミラーレス一眼カメラを買うしかありませんでしたが、プロ設定が使える Google Pixel 8 Pro があれば、本格的なカメラに迫るさまざまな表現を楽しむことが可能になりました」

また、プロ設定を使って写真を撮るときは「明るさ」「シャドウ」の調整から始めると良い、とアドバイスしてくれました。

「スマホのカメラは、基本的に画像が明るくなるように調整されています。『見えないものが見える(暗くて写らないはずのものが写る)』と、感動は大きいですからね。ですから、そこであえて暗くしてみるとどうか。どんな差が現れるのかを体感してみると良いでしょう」

夕焼けもプロ設定を使うには絶好の被写体で、ホワイトバランスを調整することで、夕焼けの赤い色を極端に赤くしたり、逆に色を薄くしてみたりと、いろいろな表現ができるそうです。

撮影だけでなく編集までスマホ 1 台で完結

別所さんは、Google Pixel で写真を撮るだけではなく、編集機能も活用しています。

「ミラーレス一眼カメラで撮った写真をパソコンに取り込んで編集するのは手間がかかりますが、Google Pixel ならシャッターを切った時点で高レベルな写真が撮れ、スマホでそのまま編集もできてしまうので、作業の工程も少なくて済むんです」

撮影にかける労力の総計を 100 とした時、どこへ撮影にいくか、どんな被写体を撮るか事前に考える「計画」の割合が 20、当日の「撮影」が 30 、そして残り 50 が「編集」だという別所さんにとって、撮影と編集のどちらもスマホ 1 台でできるのは、とても大きなメリットだそうです。

とはいえ、これはプロである別所さんの例であり「撮影のスタイルはそれぞれ何か 1 つの手本に従う必要はない」と別所さんは言います。「編集を考えず気軽に撮影するも良し、たくさんある設定項目の中から 1 つだけにこだわって調整するも良し、自由に撮影を楽しんでほしい。その自由の範囲をちょっと広げるためにプロ設定が役に立ちます」

Google Pixel を使った天体撮影やマクロ撮影などもおすすめ

Google Pixel のカメラ機能で撮影する被写体として、別所さんがさらにおすすめするのが天体写真。Google Pixel のカメラモードを「夜景モード」にして三脚で固定した写真の出来映えは、花火をはじめとする夜景撮影のプロである別所さんも驚くほどきれいだそうです。

天体撮影で三脚を持っていないときには、Google Pixel Watch シリーズからリモートでスマホのカメラを操作できる機能が便利です。三脚を使わずにスマホを固定した場合、固定した方法によっては被写体がどのように写っているのかをディスプレイで確認するのが難しかったり、また本体のシャッターボタンを押して撮影したときに固定していたスマホが揺れてしまって写真がぶれたりすることがあります。

しかし、Google Pixel Watch があれば、被写体を Google Pixel Watch のディスプレイで確認でき、またカメラのシャッターも Google Pixel Watch で操作できるため、Google Pixel を夜空に向けてしっかり固定した状態できれいに撮影できるのです。

山あいに見える星空。別所さんが Google Pixel 8 Pro で撮影
別所さん撮影。Google Pixel 8 Pro を使用

もう 1 つ、「マクロ フォーカス」も別所さんがおすすめする機能です。マクロ フォーカスは被写体に接近してもきれいに撮影できる機能で、写真や動画で花びらやその表面についた露などの細部まで撮影できます。​​最短 2 cm まで近寄って撮影できる Google Pixel 8 Pro のほか、Google Pixel 7 Pro / 8 でも 3cm まで近寄って撮影できます。

「ミラーレス一眼カメラでマクロ撮影しようとすると専用のレンズが必要ですが、Google Pixel なら簡単にマクロ撮影できます。普段何気なく見ているものをマクロ撮影してみると見え方が全く違ったりして、これって本当に、“撮影の喜び”なんですよね」

至近距離で撮影したブルーベリー。別所さんが Google Pixel 8 Pro で撮影
別所さん撮影。Google Pixel 8 Pro を使用

さまざまな機能を備えながら、ポケットに入れて持ち歩ける Google Pixel シリーズのスマホなら簡単にきれいな写真が撮影できるので「なんでも気軽に撮影してほしい」と別所さんは話します。

「私が Google Pixel シリーズのスマホで撮るのは、絶景写真よりも身近な被写体のほうがはるかに多いです。撮影した写真は SNS で簡単にいろいろな人へ見せることができて、撮ることを生活の一部に溶け込ませるのがスマホの最大の価値。なにかすごい写真を撮らねばと気負わず、自分なりの感動を形にしてみてください。もちろん、その時に Google Pixel シリーズのスマホが役に立ってくれるはずです」

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