スマートホームを進化させる Gemini for Home 音声アシスタント

Gemini for Home とは? 旧 Google アシスタントからの進化を解説

Google のスマートホーム製品で使える「Gemini for Home 音声アシスタント」は、意図や文脈をくみ取ったやり取りを可能にします1
公開日:2026 年 6 月 25 日
Gemini for Home を搭載した 4 製品が並んでいる。左から Google Nest Cam Indoor(電源アダプター式 / 第 3 世代)、Google Home スピーカー、Google Nest Doorbell (Battery Type)、Google Nest Cam Outdoor(電源アダプター式 / 第 2 世代)
Gemini for Home を搭載した 4 製品が並んでいる。左から Google Nest Cam Indoor(電源アダプター式 / 第 3 世代)、Google Home スピーカー、Google Nest Doorbell (Battery Type)、Google Nest Cam Outdoor(電源アダプター式 / 第 2 世代)
この記事のポイント
  1. 「Gemini for Home 音声アシスタント」は、スマートホーム製品に搭載した新たな音声アシスタントです。
  2. AI の進化により、従来の Google アシスタントよりも、自然で意図をくんだ会話を可能にします。
  3. スマートスピーカー、スマートカメラなど各種製品で利用可能。製品の使い方の幅がぐんと広がります。

これまで、家の中の製品に「OK Google」と話しかける前には、少し考えや言葉を整理していた人もいるかもしれません。

しかし、Google の新たな「Gemini for Home 音声アシスタント」なら、その必要はありません。Google の AI が会話の流れや意図をくみ取り、複雑なお願いにも対応します2

Gemini for Home を搭載したスマートホーム製品によって、家での暮らしがさらに快適なものになります。

家中のスマートホーム製品が、賢く進化

Gemini for Home は、Google Home スピーカー、Google Nest Cam シリーズなど Google のスマートホーム製品はもちろん、Works with Google Home および Matter に対応した他社製品でも利用できます。

Gemini for Home の搭載により、各種製品はこれまで以上の知性を備えた存在に進化します。スマートスピーカーは、日々の相談相手に。スマートカメラも、単に映像を記録するだけでなく、その内容を AI が読み取って教えてくれます。

Google アシスタントからの進化
従来の Google アシスタントからさらに進化した Gemini for Home は、人間同士のように「文脈」まで理解して機能します。
曖昧な指示や言い直しの理解

たとえば、スマートスピーカーに再生してほしい曲名がうろ覚えでも、「あの映画の曲、流して」と記憶しているシーンと一緒に伝えるだけで、AI が意図をくみ取って目当ての曲を見つけ出します。

会話の途中で考えが変わっても問題ありません。「今夜の献立、冷蔵庫にある鶏肉で何か……あ、やっぱりもっと簡単に作れる炒め物にしよう。副菜も 1 品教えて」といった自然なやり取りのなかで、文脈を正しく解釈して応えてくれます。

指示に対する推論能力の向上

単なる言葉の認識にとどまらず、必要なプロセスを自ら考えて実行できるのも大きな特長です。

「買い物リストにパッタイの材料を追加して」とお願いした場合、これまでは「パッタイの材料」という文字列がそのまま追加されてしまうことがありました。しかし Gemini であれば、まず裏側でレシピを検索し、「米粉麺」「ナンプラー」「エビ」といった具体的な食材を抽出してリストアップしてくれるのです。

また高度な推論能力により、「リビング以外の照明をすべて消して」といった複雑な操作も、一度の指示でスムーズに行えるようになりました3

「Google Home Premium」加入でできること

有料のサブスクリプションサービスの「Google Home Premium」に加入することで、AI の力を最大限に引き出すことができます。

なお、Google Home Premium には Standard プランと Advanced プランの 2 種類を用意しています(2026 年 6 月時点)。

言葉によるオートメーション作成

Google Home アプリで「家族が全員出かけたら、すべての照明とエアコンを消して、お掃除ロボットを動かして」と入力するだけで、AI が最適なオートメーション(自動化)の設定を作成してくれます3

たとえば、「夕方にいくつかの照明を点けたり消したりして、誰かが家にいるように見せて」といったオートメーションを作成し、防犯対策に活用することも可能です。

Gemini Live による自然な連続した会話
「OK Google, 会話しよう」と話しかけるだけで、その後の「OK Google」という呼びかけなしで連続して会話を楽しめます。途中で話題を変えたり、割り込んだりすることも可能なため、旅行先の相談や面接の練習など、日々の話し相手として活躍します4
カメラ映像の高度な検索と要約

スマートカメラなどの映像との連係も可能です。

スマホアプリ上で「今日、子供は何時ごろ学校から帰ってきた?」「玄関に荷物の配達はあった?」と質問するだけで、膨大な録画データの中から知りたい瞬間を AI が即座に見つけ出し、特定して教えてくれます。また、1 日の出来事を AI が要約して通知してくれます5,6

デバイスの組み合わせで、家がもっと「気の利く」空間に

製品同士を組み合わせることで、使い方はさらに広がります。

たとえば、カメラとスピーカーを組み合わせると、家全体の状況を把握した回答が可能になります。外出先から帰宅して「リビングで何か変わったことはあった?」と聞くだけで、ペットの様子や荷物の到着など、カメラが捉えた出来事を AI が要約して音声で教えてくれます。

また、複数の家電を組み合わせた操作も、より柔軟になります。「リビング以外の照明をすべて消して、エアコンの設定温度を少し下げて」といった、複数のデバイスにまたがる複雑な指示も、一度の会話でまとめて実行できるようになります3

Gemini for Home を使い始めるには

Gemini for Home は、新しい製品はもちろん、すでにご自宅で利用中のスマートスピーカーやスマートディスプレイなどの製品でも利用できます7

すでに自宅で利用中の製品がある場合には、早期アクセス プログラムへの登録が必要です。Google Home アプリ(バージョン 4.0 以上)のプロフィール アイコンから[Home の設定][早期アクセス]の順に選択して登録を進めてください。利用可能になったら、アプリ内で通知が届きます。なお、一度 Gemini for Home に切り替えると、元の Google アシスタントに戻すことはできないため注意してください。

また、プライバシーにも配慮しています。製品や Google Home アプリを通じてやり取りされた音声や映像などの個人データが、スマートホーム機能以外の生成 AI モデルのトレーニングに使用されることはありません。

まずは話しかけることから、新しい AI アシスタント体験をはじめてみませんか。

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