Google Pixel スマホの​バッテリーを​長持ちさせる​ために、​今すぐできる​こと
機能を​見直したり、​充電に​注意したりする​ことで​バッテリーが​長持ちします。

今や​生活必需品とも​いえる​スマートフォンですが、​充電した​後の​バッテリーは​可能な​限り長持ちさせたい​ものです。​バッテリーを​切らさないように、​ポータブルバッテリーを​持ち歩いたり、​出先で​電源の​確保に​苦労したりする​人も​多いでしょう。​また、​バッテリーは​消耗品です。​その​ため、​充電回数を​重ねると​徐々に​劣化していきます。​購入から​時間が​経過して​「電池持ちが​悪くなった」と​感じたことがある​人も​いるのではないでしょうか。

今回は、​今すぐ​実践できる​ Google Pixel スマホの​バッテリーの​節約法を​中心に、​劣化を​防ぐ​ための​ポイントも​紹介します。

Google Pixel スマホには、​バッテリー節約の​機能が​多数

Google Pixel 8 / 8 Pro は、ともに 24 時間以上のバッテリー駆動を実現1。また、Google Pixel スマホはデフォルトで「自動調整バッテリー」がオンになっており、そのほかに「アダプティブ充電」といったバッテリーの節約や長持ちに役立つ機能も備わっています。

自動調整バッテリーとは、​ユーザーの​使用状況を​学習し、​アプリの​使用状況に​合わせて​バッテリーを​節約する​機能です。​使用頻度が​低い​アプリを​学習し、​バックグラウンドの​バッテリー消費を​抑えます。

アダプティブ充電は、就寝中などスマホを長時間充電するときに役立つ機能です。バッテリーは 100% になった後も充電を続けると劣化するリスクがあります。アダプティブ充電をオンにすれば、ユーザーの充電パターンを学習して充電時間を自動調節。電源から取り外す 1 時間前にバッテリーが 100% になるように充電します2

これらの​他に​バッテリーを​節約する​機能と​して、​「バッテリー セーバー」と​「スーパー バッテリー セーバー」も​あります。​いずれも​スマホの​機能を​一部制限する​ことで​バッテリー消費を​抑える​機能です。​その​ため​「バックグラウンドでの​アプリ更新を​停止する」​「優先度の​低い​通知が​遅れる」​「5G 対応の​スマホは​ 4G 通信に​なる」と​いった​制限が​ある​ことには​注意しましょう。

スーパー バッテリー セーバーでは、上記のような制限がバッテリー セーバーに比べてさらに増え、ほとんどのアプリが一時停止し、通知も停止。その分、より強力にバッテリーを節約できます。ただし、必須アプリ(電話、メッセージ、時計など)は停止しません。また、あらかじめ一時停止させたくないアプリを必須アプリに追加しておくこともできます。災害時などでバッテリー消費を抑えたいときにも使える機能です。

ここまで​紹介した​機能は、​設定アプリの​「バッテリー」から​オンと​オフの​切り​替えが​できます。​また、​バッテリー セーバーは、​画面上部を​上から​下に​スワイプすると​表示される​「クイック設定」からも​切り​替え可能です。​スマホの​バッテリー残量に​応じて​自動で​オンに​する​こともできる​ため、​覚えて​おきましょう。

バッテリー消費が​大きい​ディスプレイの​設定を​見直すのも​有効

ここからは、​より​細かく​バッテリーを​節約する​方法を​紹介していきます。​スマホで​大きく​バッテリーを​消費する​機能の​ 1​ つが​ディスプレイです。​特に​最近の​ディスプレイは​高精細化が​進み、​明るく、​動きも​なめらかに​なった​ことで​バッテリーを​多く​消費します。​その​ため、​ディスプレイ関連の​設定を​工夫する​ことで​バッテリーが​長持ちします。

例えば「スムーズ ディスプレイ」は、対応するゲームや映像の動作をなめらかに表示する機能です3。ゲームや動画に集中したいとき以外はオフにしておけば、バッテリーを節約できます。またディスプレイ背景を暗く設定する「ダークモード」を利用することも、バッテリー節約につながります。いずれも、設定アプリの「ディスプレイ」から、オンとオフを使い分けましょう。

ディスプレイが​点灯する​時間を​減らすのも、​バッテリーの​節約に​効果的です。​Google Pixel スマホでは、​設定アプリの​「ディスプレイ」から​「画面消灯」で​ディスプレイを​消灯するまでの​時間を​ 15 秒から​ 30 分までの間で​選択できます。​自分の​使い方に​合わせ、​適切な​時間を​設定しておくのが​おすすめです。

シーンに​応じて​設定を​見直すと​バッテリー節約に

ディスプレイ以外にも、​見直す​ことで​バッテリーの​節約に​つながる​機能を​紹介します。

例えば​ 4G や​ 5G の​電波が​弱い、​あるいは​圏外の​場所では、​スマホが​頻繁に​電波を​探すため​バッテリーが​急速に​減ってしまいます。​その​ためスキーや​スノーボードを​している​とき、​ビーチに​いる​ときなどで​外部と​通信する​必要が​なければ、​クイック設定から​機内モードに​設定しておくと​バッテリーが​長持ちします。

また、​GPS や​ Wi-Fi、​Bluetooth など​多くの​機能を​使う​位置情報は、​便利ながら​バッテリー消費の​多い​機能です。​Google マップなど​位置情報を​活用した​アプリの​起動時だけでなく、​アプリを​起動していない​ときも​使用されるので​注意して​おきましょう。​長時間​同じ​場所に​いる​場合などは、​オフに​する​ことも​検討するのが​おすすめです。​設定アプリの​「位置情報」から​オンと​オフを​切り​替えられます。

その​他、​ワイヤレスイヤホンや​スマートウォッチなどと​接続していない​ときには、​クイック設定から​スマホの​ Bluetooth を​オフに​するのも​効果的です。

意外な​ところでは​「この​曲なに?」も、​バッテリー節約の​ためには​見直したい​機能です。​スマホの​近くで​流れる​楽曲の​名前や​アーティスト名を​特定して​ロック画面に​表示する​便利な​機能ですが、​バッテリーを​節約する​ためには​常時オンに​するのではなく、​使いたい​とき​以外は​オフに​しておくと​良いでしょう。​設定アプリの​「音と​バイブレーション」から​設定できます。

日ごろから​バッテリー状況を​確認し、​充電方法にも​気を​付ける

どの​アプリや​機能が​バッテリーを​多く​消費しているのか確認する​ことも​大切です。

設定アプリの​「バッテリー」から​「バッテリー使用量」へ​進むと、​前回フル充電して​以降どのように​残量が​推移したか、​また​アプリ別の​バッテリー使用量を​確認できます。​普段から​自身が​どのように​バッテリーを​使っているかを​確認しておく​ことで、​より​効率的な​使い方に​つながるでしょう。​あまり​使っていないのに​バッテリーを​多く​消費している​アプリが​あれば、​オフに​する​ことを​検討してみるのも​よいかもしれません。

充電方法にも​気を​付けてみましょう。​記事の​冒頭でも​紹介しましたが、​バッテリーは​消耗品の​ため充電を​繰り返すと​劣化して​最大の​充電容量が​小さくなります。​充電方法に​よっては​急速に​劣化が​進むため、​バッテリーに​優しい​方法で​充電する​ことが​大切です。

特に​バッテリーに​優しくないのは​「熱」です。​中でも​高速充電は​バッテリーが​高温に​なりがちなので​注意しましょう。

今回紹介した​バッテリーの​節約術は、​機能制限を​伴う​ものが​多く、​自分の​使い方を​考えながら​取捨選択するのが​おすすめです。​ぜひ、​自分なりの​ベストプラクティスを​見つけて​快適に​ Google Pixel スマホを​楽しんでください。

この記事のポイント
Google Pixel スマホはバッテリーを長持ちさせる機能を豊富に搭載しています。特にディスプレイの設定を見直すことは有効です。そのほか充電方法の工夫などでも、バッテリーが長持ちするようになります。
Google Pixel 9 Pro / Pro XL
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  1. 「24 時間」に​ついて​: バッテリー駆動時間は、​Google Pixel ユーザーの​バッテリー使用プロファイル中央値を​使用して、​通話、​データ通信、​待受や​その​他の​機能の​使用などを​組み合わせた​テストに​基づく​推定値です。​テスト中の​平均バッテリー駆動時間は​およそ 31 時間です。​バッテリーの​テストは、​携帯通信会社大手 1 社の​ネットワークで​実施しました。​「最大 72 時間」に​ついて​: バッテリー駆動時間は、​Google Pixel ユーザーの​バッテリー使用プロファイル中央値を​使用して、​通話、​データ通信、​待受や、​(5G 接続を​含むさまざまな​機能が​無効に​なる)​スーパー バッテリー セーバー モードでも​デフォルトで​オンに​なっている​その​他一部の​機能を​組み合わせた​テストに​基づく​推定値です。​バッテリーの​テストは、​携帯通信会社大手 1 社の​ネットワークで​実施しました。​「24 時間」と​「最大 72 時間」の​テストについて​: バッテリー テストは、​2023 年半ばに​米国カリフォルニア州で、​生産開始前の​初期設定状態の​ハードウェアおよび​ソフトウェアを​用いて​実施されました​(ただし​「最大 72 時間」の​バッテリー駆動時間の​テストに​限り、​スーパー バッテリー セーバー モードを​有効に​しました)。​バッテリー駆動時間は​さまざまな​要因に​よって​変動します。​特定の​機能を​使用すると​短くなります。​実際の​バッテリー駆動時間は​これより​短くなる​可能性が​あります。

  2. この​機能が​ユーザーの​充電パターンを​学習するまで​ 14 日間ほど​かかります。​旅行中などで​充電パターンが​変わる​場合は、​アダプティブ充電が​オンに​ならない​ことがあります。

  3. 一部の​アプリや​コンテンツでは​ご利用に​なれません。