スマートフォンは、その普及と高機能化に伴い、電話やメールをするだけのものではなくなり、買い物をしたり、読書や映画を楽しんだりと、さまざまな使い方ができるようになりました。
最近では、スマホと連携する電化製品も増えており、照明をつけたり、テレビのチャンネルを変えたりといった操作をスマホからできるようになりました。こうしたスマホや音声で操作できる電化製品を導入した家を「スマートホーム」と呼びます。
スマートホームに対応した製品はスマホから操作できるため、製品から離れた場所でも操作できます。また、インターネットに接続できる機能を持った製品であれば、自宅に限らず外出先からの操作も可能です。カメラ付き製品を自宅内や周辺にすれば、子どもやペットの様子の見守りや防犯にも使えます。「スマートスピーカー」という製品を使えば、スマホを使わず音声でスマートホーム製品を操作することも可能です。
今回はスマートホームに対応した製品や、Google のスマートホーム製品を紹介します。
スマートホームの便利さがわかる製品の 1 つが照明です。一般的な照明は壁にあるスイッチや付属のリモコンで操作しますが、スマートホーム対応の照明なら、スマホや音声で照明をつけたり消したりできます。就寝時には、部屋の電気を消してからベッドに入るのではなく、ベッドに入ったまま電気を消せるのでとても便利です。また、隣の部屋の電気を消し忘れたときも、わざわざ移動する必要はありません。そのほか製品の設定次第では、帰宅時に家の近くまで来ると、自動的に照明を点灯するといったことも可能です。
エアコンや空気清浄機、加湿器などもスマートホームに対応した製品があります。エアコンの冷暖房の切り換えや温度の設定、空気清浄機や加湿器のオン・オフなどをスマホや音声で操作できるので、自宅にいるときはもちろん、外出先から帰宅する前など、いつでも好きなときに家を暖かくしたり、涼しくしたりという使い方も可能です。
テレビもスマートホームに対応した製品が増えています。スマートホーム対応テレビの多くはリモコンに専用ボタンを搭載していて、リモコンを使って音声でテレビのチャンネルや音量の操作が可能なほか、YouTube などの動画配信サービスで見たい動画を音声で検索してテレビでの再生もできます。
「スマートロック」と呼ばれる製品は、スマホや音声で鍵をかけたり外したりできるほか、鍵をかけたかどうかをスマホから確認できるので、お出かけのときに「家の鍵をかけ忘れたかも」と不安になった場合でも外出先から確認できます。
このほかにも、自宅の中や玄関先などを映像で確認できるセキュリティカメラ、ペットに餌をあげる給餌器、扇風機、コーヒーメーカーなど、さまざまな製品がスマートホームに対応しています。
便利なスマートホームですが、すでに使っている家電がスマートホームに対応していない場合、買い替えるのが大変そうと思う人もいるでしょう。そんな人におすすめなのが「スマートリモコン」です。
スマートリモコンは、テレビやエアコンなど、赤外線のリモコンで操作できる家電をスマホから操作できるようにする製品です。家電そのものがスマートホームに対応していなくても、スマートリモコンを使うことでスマートホーム対応家電と同じようにテレビの電源のオン・オフ、チャンネルの変更、音量の操作や、エアコンの冷暖房の切り替え、温度の設定などをスマホや音声で操作できるようになります。
スマートリモコンには、温度センサーや湿度センサーといったセンサーを搭載している製品もあります。こうした製品なら、温度や湿度に合わせてエアコンや加湿器が自動でオンになるといったように、自分で操作することなく、センサーの情報を基にして家電をコントロールすることも可能です。
また赤外線のリモコン操作ができない家電でも、スマートリモコンとは別の方法で、スマートホーム非対応の家電を操作できるのが「スマートプラグ」です。スマートプラグは、本体にネットワークにつながる機能が備わっているため、照明や扇風機などの家電とコンセントの間に接続することで、スマホや音声で電源をオン・オフできます。動作としてはシンプルで、電源を手動でオン・オフしているのと変わらないため、「コンセントから電源ケーブルを抜いても問題のない機器」「電源ケーブルを挿すと電源が入る機器」などの注意点はありますが、接続するとスマートホーム非対応の家電もスマートホームとして利用できます。
スマホからの操作で物理的にボタンを押すことが可能な製品もあります。照明の壁スイッチや給湯器、インターホンのボタンなどのそばに設置すれば、スマートホーム対応の照明に交換できない家などでも、スマホや音声で照明などを操作できるようになります。
インターネット接続機能を搭載して、YouTube などの動画配信サービスを視聴できる「スマートテレビ」という製品も増えていますが、普通のテレビをスマートテレビにできる「ストリーミングデバイス」と呼ばれる製品も人気です。最近の製品は専用のリモコンが付属しており、リモコンから音声で操作できるほか、YouTube などさまざまな動画配信サービスをテレビで視聴できるようになります1。
スマートホームを利用するために Google が提供しているサービスが「Google Home」です。Google Home に対応した家電を、スマホやタブレットの Google Home アプリから操作したり、Google アシスタントを使って音声で操作したりできます2。また Google は、Google Home に対応したさまざまな製品を、独自の「Google Nest」ブランドとして販売しています。
ディスプレイを搭載したスマートディスプレイ「
ディスプレイが 7 インチの「Google Nest Hub」、ディスプレイが 10 インチの「
ディスプレイを搭載せず、音声操作に特化した「スマートスピーカー」という製品が「
自宅内や自宅周辺の様子を映像で確認できる「
「
Google Nest Doorbell はスマートディスプレイの Google Nest Hub と組み合わせることで、スマートディスプレイに表示した訪問者に応答できます。一般的なカメラ付きドアホンと同様に使えるので、スマホを持たない家族でも応答可能。既存のドアホンの置き換えにも大変便利です。
Google Nest ブランドではありませんが、Google の「Chromecast with Google TV」は、テレビをスマートテレビにできるストリーミングデバイスです。YouTube などさまざまな動画配信サービスが視聴できるだけでなく、Google フォトの写真を画面に表示して家族と思い出を振り返ったり、対応アプリであれば、Chromecast with Google TV を使ってスマホの画面をテレビに映し出すこともできます。
スマートホーム製品は、スマホや音声で家電を操作できるため、家の中の生活をより便利で豊かなものにします。新年を迎えて、部屋の模様替えや引っ越しのタイミングなどで家具や家電を買い替える際は、スマートホームに対応した製品を取り入れてみませんか。
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該当サービスの会員登録が必要となる場合があります。言語や国または地域によっては利用できない場合があり、提供状況は変更される場合があります。
言語や国によって利用できない場合があります。詳しくは
g.co/assistant/languages を参照してください。アカウントに基づく機能を使用する場合は、追加の登録と設定が必要です。
コンテンツによっては、サブスクリプション サービスの有料会員登録が必要です。Google Nest Hub をご利用になるには、Wi-Fi ネットワーク、コンセント、対応するモバイル デバイス(Android、iOS)が必要です。OS の最小要件は
g.co/home/req をご確認ください。iOS は Cisco の商標であり、許諾を受けて使用しています。定期購入が必要な場合、追加の規約や条件が適用される場合、また追加料金が発生する場合があります。
モバイル通知、リモート コントロール、動画のストリーミングや録画など、一部の機能にはインターネットと Wi-Fi 接続が必要です。
Google Nest Cam (屋内、屋外対応 / バッテリー式) のカメラは耐水・防塵性能を備えます(IP54)。
Google Nest Cam の連続録画には、ケーブルが必要です。
地面から 2 m 以上高い位置にカメラを取り付ける場合は、固定ループを使用してください。詳しくは
g.co/nestcam/loop をご覧ください。モバイル通知、リモコン、動画のストリーミングおよび録画など、一部の機能にはインターネットと Wi-Fi 接続が必要です。詳しくは
g.co/nest/requirements. をご覧ください。顔認識アラートのご利用には Google Nest Aware の定期購入が必要です。適用法令に従って顔認識アラートをご利用ください。顔認識アラート機能を提供するために、Google は、ビデオに現れた人の生体情報を含むデータを処理します。