Google Pixel Watch シリーズは、Google Pixel スマートフォンなどの Android スマホと連係して使えるスマートウォッチです。通知の確認や Google Pay での決済など、生活をより便利にする機能を備えています。
よく知られているのは、Fitbit アプリと連係したヘルスケアやフィットネスの機能でしょう。
しかし他にも、Google Pixel Watch シリーズにはさまざまな便利機能が多数あります。さらに使いこなす活用術を紹介します。
Google Pixel Watch シリーズは、手がふさがっていても音声でスマートウォッチを操作できる Google アシスタントに対応しています。
友達や家族への音声通話やメッセージの送信、料理中のタイマー設定、スケジュールの確認やアラームの設定、音楽の再生や一時停止、地図アプリの道案内、天気予報の確認なども、ハンズフリーで操作できます2。
Google アシスタントを起動するには、リューズの横にあるサイドボタンを長押しするか、「OK Google」と話しかけてください。
電話をかけるなら「田中さんに電話をかけて」、メッセージを送信するなら「伊藤さんにメッセージを送信して」と話しかけてみましょう。「次の会議はいつ?」「アラームを午前 7 時に設定して」など、スケジュールの確認や設定も可能。「一番近いカフェまでのルートを教えて」「明日の天気は?」といった質問にも答えてくれます。
Google Pixel Watch シリーズでは、レコーダー アプリを使って必要なときに素早く録音を開始できます3。もし手元の Google Pixel Watch シリーズにレコーダー アプリがない場合には、新たにストアからインストールしてください。
会議や講義の議事録はもちろん、外出中にふとアイデアや重要な内容を思いついたときのメモ代わりなど、文字入力が難しいシーンや時間がないときにも重宝します。
録音方法は、レコーダー アプリを起動して録音ボタンをタップするだけ。録音中は文字盤にレコーダー アプリとマイクのアイコンが表示され、画面がスリープ状態でも録音は継続します。よく使う人は、ホーム画面に追加しておくと、さらに手軽に録音を開始できるのでおすすめです。
Google Pixel Watch シリーズを使って、Google Pixel スマホのロックを解除することもできます。
通常、Google Pixel スマホはパスコードや指紋認証、顔認証を利用してロックを解除しますが、「ウォッチ認証」を設定すると、Google Pixel Watch シリーズのロック画面を上にスワイプするか、通知をタップするだけで、スマホのロックを解除できるように。手が汚れていて指紋が正しく読み取れないとき、マスクで顔の大半が覆われているときなどに便利です。
ウォッチ認証を設定するには、ペア設定した Google Pixel スマホで Google Pixel Watch アプリを開きます。「スマートウォッチの設定」「セキュリティ」「ウォッチ認証」と進み、画面上の手順に沿って設定を完了してください4。
近くにあるはずのスマホが見当たらないときは、連係した Google Pixel Watch シリーズを使って探してみましょう。
スマホの電源が入っていて、Bluetooth 経由でスマートウォッチに接続していれば、スマホの音量がオフで、バイブレーションモードになっている場合でも着信音を鳴らせます。
Google Pixel Watch からスマホを探すには、ホーム画面を下にスワイプ後、「スマートフォンを探す」アイコンをタップします。少し待つとスマホのスピーカーから音が鳴ります。
Google Pixel Watch シリーズの Google Home アプリから、スマートホームデバイスを操作できます。
準備は、あらかじめスマホで Google Home アプリに対応しているスマートホーム デバイスを追加するだけ。照明の明るさや色の調整、エアコンの運転モードの切り替え、温度調整などが可能です。
ホーム画面に追加しておけば、ワンタップで素早く操作画面に移れます。
また Google Pixel Watch 2 / 3 では、スマートカメラの「Google Nest Cam」や玄関先に取り付ける「Google Nest Doorbell」の映像を確認することもできます5,6,7。訪問者との双方向の通話や、「お届け物は置いていってください」など定型の音声応答も、ワンタップで可能です。
さらに Google Pixel Watch 3 では、Google Home アプリ経由で対応しているテレビを操作することもできます8。電源のオン/オフ、再生や停止、音量の調整といった基本操作に加え、D-pad(十字パッド)を使って、ポインターによる操作も可能です。
テレビを操作するには、Google Pixel Watch 3 の文字盤を長押し後、「タイルを追加」ボタンが表示されるまで左にスワイプします。「タイルを追加」から「テレビのリモコン」タイルを選んて「テレビのリモコン」をタップすると、ホーム画面に追加できます。
なお、この機能を使うには、Google Home に対応したテレビ(Google TV Streamer、Chromecast with Google TV など)を Google Home アプリに追加する必要があります。
ランニングやサイクリングといったアクティビティ中、Google マップ アプリであらかじめ地図をダウンロードしておくと、電波の不安定な場所や圏外でも Google Pixel Watch シリーズでオフライン マップが使えます。データ通信を必要としないため、バッテリーの消費を抑えられ、充電が難しい緊急時にも助かる機能です9,10。
オフライン マップを利用するには、まず Google Pixel Watch シリーズとペア設定したスマホで Google マップ アプリを開いてログインします。
オフラインマップを利用したい場所を検索し、画面下部のアイコンを左へスクロールして「その他」から「オフライン マップをダウンロード」を選択。地図上で範囲を指定して「ダウンロード」をタップすれば、選択した範囲の地図を保存できます。
ダウンロードしたオフライン マップは、Google Pixel Watch シリーズが充電中に自動的に同期されます。また Google Pixel Watch シリーズで Google マップを起動後、画面を下にスクロールして「オフライン マップ」をタップし、手動でダウンロードすることも可能です。
Google Pixel Watch 2 / 3 は、バッテリー性能が向上し、常に画面を表示した状態でも最長 24 時間使用できます11。
ただし、他にバッテリー消費の多いアプリを利用しているとき、あるいはうっかり充電を忘れてしまったときなどは、設定を変えることでバッテリーを節約できます。
まずはディスプレイの設定を確認しましょう。ホーム画面を下にスワイプして、設定アイコンから「画面」に進むと「常に表示状態のディスプレイ」という項目があります。これをオフにすると、Google Pixel Watch シリーズを使用していないときは画面が消えるようになるので、バッテリー消費を抑えられます。
また、手首を傾けたときだけ画面を表示させる「傾けて画面を ON」の設定もオフにすることで、バッテリーを節約できます。同じく設定アイコンから「ジェスチャー」をタップし、「傾けて画面を ON」をオフにしましょう。
画面の消灯までの時間を短くするのも 1 つの手です。設定アイコンから、「画面」「画面消灯」の順にタップして、自動消灯までの時間を変更できます。
さらに Google Pixel Watch シリーズでは、バッテリー残量が 15% になると、自動的に「バッテリー セーバー モード」がオンになります。バッテリー消費を節約するモードで、これを利用すると、例えば Google Pixel Watch 3 では最大 36 時間の使用が可能になります12。
バッテリー セーバー モードでは、健康管理やフィットネス用トラッカー、緊急時の安全機能には影響なく、不要な機能だけを制限またはオフにできます。なお、バッテリー セーバー モードを無効にすることもできるので、設定アイコンから「バッテリー」「バッテリー セーバー 」をタップして好みの設定に変えてください。
また、睡眠中のバッテリー消費を抑えるには「おやすみ時間モード」も有効です。これをオンにすると、検出された睡眠記録に合わせて、睡眠中の通知やその他の割り込みを消音にできます。おやすみ時間モード中も、アラームや大切な人からの着信、同じ発信者による再着信などは通知されます。設定アイコンから、「アプリと通知」「サイレントモード」から設定が可能です。
ヘルスケアや決済機能のほかにも、さまざまな機能が備わっているスマートウォッチ、Google Pixel Watch シリーズ。Google Pixel スマホや Google Home との連係で、さらに快適で便利な暮らしを実現する機能もたくさんあります。ぜひ、この記事を参考に、Google Pixel Watch シリーズをさらに活用してみてください。
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機能によっては、Fitbit モバイルアプリと Fitbit Premium メンバーシップの両方またはどちらかが必要な場合があります。Fitbit Premium に登録するには、Google アカウント、Fitbit モバイルアプリ、対応している Android または iOS デバイス(仕様詳細: fitbit.com/devices)、インターネット接続が必要です。Premium のコンテンツと機能は変更されることがあり、国によって利用できない場合や、英語のみでの提供となる場合があります。
Google アシスタントと一部の関連機能を使用するには、LTE、または Bluetooth の有効範囲内でデバイスとペア設定されたスマートフォンが必要です。言語によっては利用できない場合があります。利用可能な言語の最新情報については、
g.co/assistant/languages をご覧ください。国または言語によっては Google Pixel レコーダーと一部の関連機能を利用できない場合があります。
ウォッチ認証の設定が完了するまでに 24~48 時間かかることがあります。
ご利用には、Google Nest Cam(屋内、屋外対応 / バッテリー式)、Google Nest Cam with floodlight、Google Nest Cam(屋内用 / 電源アダプター式 / 第 2 世代)、Google Nest Doorbell(Battery Type)、Google Nest Doorbell(電源直結型 / 第 2 世代)、Google Nest Cam(第 1 世代で Google Home アプリに移行済みのもの)が必要です。
モバイル デバイスおよびブラウザでの通知、リモート コントロール、動画のストリーミングおよび録画など、一部の機能にはインターネットと Wi-Fi 接続が必要です。
Google Nest カメラとドアベルのストリームは、Google Nest Cam(屋外または屋内、バッテリー式)、Google Nest Cam with fluxlight、Google Nest Cam(屋内、電源アダプター式、第 2 世代)、Google Nest Doorbell(バッテリー式)、Google Nest Doorbell(電源アダプター式、第 2 世代)、および Google Home アプリに転送された第 1 世代 Google Nest Cam でのみ利用できます。モバイルおよびブラウザ通知、リモート コントロール、ビデオ ストリーミング、ビデオ録画などの一部の機能には、インターネット接続と Wi-Fi 接続が必要です。
Google アプリやサービスは変更される場合があります。また、一部の国や言語ではご利用いただけません。
オフライン マップは、法的制限、言語の違い、住所の形式に関する問題など、さまざまな理由により、特定の地域では利用できない場合があります。
オフラインでは、公共交通機関、自転車、徒歩の経路を表示できません。また、オフラインの運転ルートでは、リアルタイム交通情報や代替ルートは利用できません。
フル充電時のバッテリー駆動時間は、2024 年にカリフォルニアで実施された、生産開始前の初期設定状態のハードウェアとソフトウェアを使用したテストに基づく目安です。このテストは、Google Pixel ユーザーのバッテリー使用プロファイル中央値を使い、通話、データ通信、待受やその他の機能の使用などを組み合わせて行われました。バッテリー駆動時間は、有効にした機能、使用状況、環境など、さまざまな要因に左右されます。特定の機能を使用するとバッテリー駆動時間が短くなります。実際のバッテリー駆動時間はこれより短くなる可能性があります。
フル充電時のバッテリー駆動時間は、2024 年にカリフォルニアで実施された、生産開始前の初期設定状態のハードウェアとソフトウェアを使用したテストに基づく目安です。このテストは、Google Pixel ユーザーのバッテリー使用プロファイル中央値を使い、通話、データ通信、待受、バッテリー セーバー モードでデフォルトのその他の機能の使用などを組み合わせて行われました。バッテリー駆動時間は、有効にした機能、使用状況、環境など、さまざまな要因に左右されます。特定の機能を使用するとバッテリー駆動時間が短くなります。実際のバッテリー駆動時間はこれより短くなる可能性があります。