セキュリティも安心、充実した Google Pixel のデータ保護機能
スマートフォンには個人情報などの重要な情報がたくさん入っています。そこで重要になるのが、スマホの安全性を保つこと。Google Pixel シリーズのセキュリティ機能をご紹介します。
タイムリーな OS アップデートと充実のセキュリティ対策

スマホを安全に利用する上で、最新のセキュリティ機能を使える最新の OS を使うことが重要です。だからこそ、OS を最新の状態に保ちやすいことは、Google Pixel ならではのポイントです。

Google Pixel は、セキュリティの強化に加え、新機能やオペレーティング システムのアップデート、バグの修正などを含んだソフトウェア アップデートを定期的に提供しています。

また Google Pixel 6 以降のモデルでは、OS やソフトウェアの脆弱性・問題点を解消する更新プログラムを 5 年間1、OS メジャーアップデートを 3 年間提供します。最新の OS へアップデートして、スマホのセキュリティを高めておきましょう。

スマホの中身は生体認証でガード

認証システムは、スマホの安全性にとって重要な要素です。6 桁のパスコードや画面の点を指でなぞるパターンロックに加え、Google Pixel 7 シリーズ以降は、指紋認証や顔認証といった生体認証にも対応しています。

認証システムはそれぞれ一長一短ありますが、たとえば周囲に人が多い公共の場にいる場合、パスコードやパターンは、入力している様子を盗み見られてしまう可能性もあります。そんな時に指紋認証や顔認証に対応していれば、リスクを避けることができるでしょう。お Google Pixel 7 / 7 Pro / 7a は、指紋認証と顔認証の両方に対応。指紋認証は画面内蔵型です。

Google Pixel が紛失したり盗難にあったりしたときは 「デバイスを探す」機能 が便利です。なくしてしまったスマホの位置を、インターネット経由で探すことができ、遠隔操作で音を鳴らしたり、ロックをかけたり、更にデータも消去できます。データを消去した場合、もともと使っていた Google アカウントにログインできない限りそのスマホは利用できません。

通信内容を保護する VPN 機能

オンラインストレージ増量などを提供する Google の有料サービス「Google One」では、2023 年 3 月以降、すべてのプランにおいて VPN 機能を利用できます2

VPN は通信内容を暗号化する機能です。たとえばパスコードを設定していない Wi-Fi では、第三者による通信内容の盗聴の恐れがありますが、VPN を使っていれば通信内容を暗号化するので、それは難しくなります。

また VPN を使っている際は、スマホ側の IP アドレスがたどれなくなるので、プライバシー保護にも役立ちます。通信会社の料金照会など、特定の IP アドレスを使った通信回線による認証が使えなくなることがありますが、VPN のオンオフは簡単に切り替えることができ、必要なときだけ素早くオンにするという使い方も可能です。

お、この Google One の VPN 機能は、Google One を契約していればどのスマホからでも使えますが、Google Pixel 7 / 7 Pro / 7a のユーザーは Google One を契約していなくても無料で利用できます。

迷惑電話を防ぐ「通話スクリーニング」

Google Pixel では「通話スクリーニング」という迷惑電話対策の機能を搭載しています。Google Pixel ならではのユニークな機能です。これを利用すると、Google アシスタントが代わりに電話に出て、相手の名前や用件で確認し、相手が話した内容をテキストに変換して画面に表示します。Google アシスタントが迷惑電話と判断したら通話を切断し、問題ないと判断すれば着信音が鳴ります。迷惑電話を受信することが多い人に特に便利な機能です。

この他、自身のスマホの電話帳に登録していない電話番号からかかってきた電話であっても、Google マイビジネスのリスティングを作成している会社やサービスの情報をもとに企業名を表示したり、迷惑電話の疑いがある電話番号には警告を表示したりする機能もあります。

迷惑メールや迷惑メッセージへの対策も備えています。迷惑メールは、Gmail であればサーバー上で自動的にフィルタリング。SMS の迷惑メッセージについても、安全ではない URL が含まれていた場合は警告を表示します。

さらに Android の標準ブラウザである「Google Chrome」なら、フィッシングサイトなど危険なページにアクセスしようとしたときに警告を表示。メッセージやメールで送られてきたリンクは信頼できるものしかアクセスしないのが原則ですが、Google Chrome ならあらかじめリスクを回避できる可能性が高まります3

ユーザーの安全を守る緊急時専用の機能も搭載

スマホの安全確保だけでなく、ユーザーの安全確保に役立つ機能も Google Pixel に搭載しています。

たとえば Google Pixel 4 以降では「緊急情報サービス」アプリを標準搭載。血液型やアレルギー情報、緊急時の連絡先などの情報をあらかじめ入力しておけば、端末のロックを解除せずに表示できます。そのため、例えばスマホの持ち主が事故や急病で意識を失ってしまったときでも、救命時に利用可能です。

Google Pixel 3 以降のモデルであれば、スマホを持った人が交通事故に遭ったとき、自動で緊急通報する自動車事故検出機能も利用できます。この機能では、スマホのセンサーが動きや音から持ち主が交通事故に遭ったと判定した場合、スマホが振動と音でアラートを出し、それを 60 秒以内にキャンセルしなかったときに自動で 110 番通報します4

これらの機能は事前の設定や確認などが必要です。緊急時にきちんと役立つように準備しておきましょう。

この記事のポイント
最新の生体認証機能でスマホの安全性を確保しましょう。VPN 機能は通信内容を保護するのに有用です。「通話スクリーニング」で Google アシスタントが自動で迷惑電話を切断します。
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  1. Google Pixel セキュリティ アップデートが提供される期間は、米国の Google ストアでのデバイス販売開始日から最低 5 年間です。アップデートには、Feature Drop やその他のソフトウェア アップデートが含まれる場合もあります。詳しくは、 g.co/pixel/updates をご覧ください。

  2. 制限が適用されます。一部のデータは VPN を介さず送信されます。一部の国ではご利用いただけません。その他の Google One メンバーシップの特典は別売りです。Google Pixel における VPN 提供は、Google One プレミアム プランの料金や特典に影響しません。VPN を使用すると、料金プランによってはデータ費用が増加する可能性があります。詳しくは、 g.co/pixel/vpn をご覧ください。

  3. ダウンロードは慎重に行ってください。サイトの中には、ウィルスに感染しているというメッセージを表示して、有害なソフトウェアをダウンロードさせようとするものがあります。有害なソフトウェアをダウンロードしないよう注意してください。

  4. 緊急情報サービスアプリの機能はネットワーク接続やその他の要因によって、緊急時の通信手段として利用できないことがあり ます。また、一部の地域ではご利用いただけない場合があります。詳しくは g.co/pixel/personalsafety をご覧ください。