2016 年に発売された Google Pixel ブランドの第 1 号モデルである Google Pixel ( 日本未発売 ) ( 左 ) と 2023 年に発売された Google Pixel Fold ( 右 )
Google は「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにする」という使命のもと、米国で創業。2023 年 9 月 27 日で 25 周年を迎えました。
この使命を目指す中で、「Android」OS を開発するなど長らくスマホに関連する事業を展開してきました。
そして 2016 年に発売を開始したのが、Google の最新テクノロジーを投入した新しいスマートフォン「Google Pixel」シリーズです。今回は初代 Google Pixel から、最新の Google Pixel Fold や Google Pixel 8 シリーズまで、各シリーズの歴史や特徴を振り返ります。
2016 年 10 月に発売したのが、記念すべき Google Pixel ブランドの第 1 号モデル「Google Pixel」「Google Pixel XL」(日本未発売)。画面の大きさが異なる 2 機種をラインアップしたほか、ソフトウェア機能面での最大のトピックは「Google アシスタント」の導入です。「OK Google」と呼び掛けると、音声でさまざまな操作を実行できました。
Google アシスタントは、今では「Google Nest Hub」などのスマートホーム機器でも当たり前の機能ですが、その始まりが初代 Google Pixel だったのです。
2017 年 10 月に発売したのは「Google Pixel 2」「Google Pixel 2 XL」(日本未発売)です。プレビュー版として発表した「Google レンズ」機能を大きくクローズアップし、両機種に搭載しました。
Google レンズを立ち上げて、気になる被写体にレンズを向けると、画像解析がスタート。文字の読み取りや草花の名前を調べるなど、文字検索や音声検索だけでは難しかった体験ができるようになったのです。続く Google Pixel 3 シリーズからは、日本語での利用も可能になりました。
日本初の Google Pixel シリーズとなったのが、国内で 2018 年 10 月に発売した「Google Pixel 3」「Google Pixel 3 XL」。米国発のスマホでありながら「おサイフケータイ」にも対応するなど、初ローンチから日本市場向けに最適化した点は日本のユーザーにとって重要なトピックでした。現在、交通系 IC カードや電子マネーの機能を端末に取り込み、Google Pixel をかざして改札を通れるのも、こうした対応によるものです。
また、Google Pixel 3 シリーズからは、価格が手頃で高性能という、いわばコスパに優れたモデルとして、製品名に「a」が付く A-Series の展開を開始。2019 年 5 月に「Google Pixel 3a」「Google Pixel 3a XL」を発売しました。
A-Series は Google Pixel 7 シリーズでも続いています。
2019 年 10 月に発売した「Google Pixel 4」「Google Pixel 4 XL」は、初めてデュアルレンズのカメラを搭載し、広角と望遠を組み合わせることで、撮影の自由度が向上しました。
また Google Pixel 4 / Google Pixel 4 XL のカメラ機能の大きな特徴が「天体写真機能」です。夜空に向けてスマホを安定した場所に置くと、短時間露光の写真を複数枚撮影し、それらを組み合わせることで美しい星空写真を撮影できます。
さらに、最大 90 Hz 対応のスムーズ ディスプレイを搭載したことで、より滑らかな動作を実現しました。
その後 2020 年 8 月には A-Series の「Google Pixel 4a」を、同年 10 月には 5G に対応した「Google Pixel 4a(5G)」を発売。5G の対応以外にも、前者はシングルレンズ、後者はデュアルレンズといった違いもありました。
2020 年 10 月に発売した「Google Pixel 5」シリーズでは、前面の大部分をディスプレイが占める形になりました。これにより筐体は Google Pixel 4 から一回り小さくなったものの、ディスプレイは大型化しました。
また Google Pixel スマホのバッテリーを他スマホにシェアできる「バッテリー シェア」機能も初搭載。Google Pixel と Qi 対応のスマホの背面同士を重ね合わせることで、充電が可能になったのです。
そのほか、指紋認証の採用や、さらにはこれ以降 5G 通信への対応も標準になりました。
その後 2021 年 8 月には、米国と日本で A-Series の「Google Pixel 5a(5G)」も販売しました。
2021 年 11 月発売の Google Pixel 6 シリーズからは、最上位モデルの Pro シリーズの展開を開始しています。
スタンダードな「Google Pixel 6」と、望遠レンズを追加したトリプルカメラ搭載の「Google Pixel 6 Pro」を同時に発売しました。
最大の注目ポイントは、Google 独自開発のプロセッサ「Google Tensor」の採用です。AI を活用することで、処理性能は向上しつつ、消費電力を低く抑えました。高いセキュリティも実現しています。カメラ性能の向上も、Google Tensor のおかげです。
さらに、翌 2022 年 7 月には A-Series の「Google Pixel 6a」を発売。Google Pixel 6 / Google Pixel 6 Pro と同じ Tensor を採用しており、手頃な価格でも高いソフトウェア性能を実現しました。
2022 年 10 月に発売した最新モデル(2023 年 11 月現在)は、より進化した最新チップ「Google Tensor G2」を採用し、AI の活用をさらに強化しました。
Google Pixel 7 世代で使えるようになった撮影後の画像のボケ補正機能も、Google Tensor G2 によるものです1。
2023 年には、Google として初の折りたたみスマホである「Google Pixel Fold」、Google Pixel として初の Android タブレット
2023 年 11 月現在の最新モデルが Google Pixel 8 シリーズです。前シリーズからさらに進化した「Google Tensor G3」を採用しています。
これにより、動画中の任意の音声のみを小さく調整できる「音声消しゴムマジック」や、集合写真に写る人の顔をより良い表情の写真に差し替えてベストショットを仕上げる「ベストテイク」などの機能を実現しました2。ユーザーに AI の存在をあまり意識させることなく AI ならではの体験を届けます。
近年、スマホの機能がどんどん進化していく一方で、人々のニーズは多様化しています。
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Google フォト アプリが必要です。画面要素を検出できない場合もあります。
Google フォト アプリが必要です。
音声消しゴムマジック:音声要素を検出できない場合もあります。
ベストテイク:画像によっては機能が作用しない場合もあります。