Google Pixel Fold は 2 つに折りたためる形状で、外側に普通のスマホと同じような 5.8 インチディスプレイ、開くと内側に 7.6 インチディスプレイを搭載しています¹。そのため、閉じれば普通のスマホ、開けばタブレットと、1 つのデバイスを 2 つのスタイルで使えるのが大きな特徴です。

7.6 インチのインナーディスプレイは、6 : 5 という正方形に近い縦横比率で、普通のスマホと異なる便利な使い方ができます。

たとえばスライド資料や スプレッドシート、パソコン向けの Web サイトなどは、スマホの縦長の画面だと資料全体を見渡すことができず読みにくいこともありますが、Google Pixel Fold のインナーディスプレイなら、資料を拡大せずに細部まで見ることができます。書類や図面などを人に見せるときにも使いやすいので、ビジネスシーンでも活躍するでしょう。

特に 2 つのアプリや Web サイトを同時に表示できる「分割スクリーン」は、仕事の効率化に役立ちます²。例えば外出先で急きょビデオ会議に参加することになった場合、会議の画面とプレゼンテーション資料を同時に見ることができるので、PC を取り出さずとも会議を円滑に進められます。両方の画面で Google Chrome タブを開けば、2 つの Web サイトの情報を比較するのも簡単です。さらには PC のようにドラッグ & ドロップするだけで画像や動画、リンク、テキストをアプリから別のアプリに貼り付けることも可能。つまり Google Pixel Fold さえ持って出かければ、急な対応も簡単にこなせてしまうのです。

インナーディスプレイの大きな画面なら、新規顧客の会社に行くために地図を見る際、表示範囲が広くなるので自分の位置を確認しやすくなります。またスキルアップのために動画視聴する際も、字幕や図版が見やすくなれば理解がはかどるものです。

タブレットのような使い方ができる Google Pixel Fold ですが、普通のスマホのように、手軽に持ち運べるのも魅力の 1 つです。

電車やバスの通勤時に、タブレットやパソコンを取り出すのはちょっと面倒な時もあります。例えば Google Pixel Fold ならスマホと同じ感覚で取り出し、本体を開いて仕事の資料を大画面で確認できます。外側にもディスプレイがあるため、折りたたんだ状態でもメールの確認などが簡単です。

折りたたんだときの厚さは12.1mm。通常のスマホよりは厚みがありますが、それでもジャケットやズボンなどのポケットに入れて持ち運べるサイズ感です。時間を有効活用したい、チャンスを逃したくないビジネスパーソンにおすすめです。

Google Pixel Fold は、カメラ性能こそ Google Pixel 7 Pro の方が優れているものの、Google Pixel 7 Pro と同じく、広角、超広角、望遠の 3 つのカメラを搭載。さらに一般的に背面カメラより画質が劣るインカメラで撮りがちな自撮りも、開いた状態にすれば高画質な背面メインカメラを使え、画面を半分立てた状態で卓上に置けば、スマホスタンドがなくてもスマホを固定した状態で集合写真を撮影できます。

海外出張や海外の取引先とのやり取りで活躍しそうな Google Pixel シリーズの機能「 リアルタイム翻訳 」も、Google Pixel Fold ならではの使い方が可能です（2023 年秋に実装予定）。画面を開いた状態でリアルタイム翻訳を使うと、話し相手が見る外側のディスプレイには相手の言語で、自分が見る内側のディスプレイは自分の言語と相手の言語を表示しながら、お互いの会話を翻訳してくれるようになります³。

Google Pixel Fold にはスマホを折りたたむためのヒンジ機構があるため、防塵性能はありませんが、防水性能は IPX8 という最も高い等級を備えています。防水性能があるので利用シーンを選ばず、外出先で急な雨に降られても壊れにくいため、安心して利用できます。

Google Pixel Fold はスマホとしては高価ですが、Google ストアでは Google Pixel Fold を購入すると、52,000 円のストアクレジットをプレゼントする キャンペーン を実施中です（2023 年 6 月 20 日 〜 7 月 16 日）⁴。気軽に取り出してスマホのように使うもよし、大画面やマルチディスプレイのタブレットとして使うもよし、1 台で何役もこなす Google Pixel Fold で、ビジネスを効率化してはいかがでしょうか。