Google が 2023 年秋に発売する Google Pixel シリーズの最新モデルスマートフォン「Google Pixel 8」と「Google Pixel 8 Pro」。いずれもスマホの頭脳に相当するプロセッサには、今回から新たに「Google Tensor G3」を採用しました。
Google Tensor は Google Pixel シリーズのために独自に開発したプロセッサです。2021 年発売の Google Pixel 6 / 6 Pro で初めて搭載しており、Google Tensor G3 はその 3 世代目。前モデルの「Google Tensor G2」よりも画像などの処理能力を強化しました。そのため、例えば映像処理の負荷がかかる高画質のスマホゲームもより快適に楽しめます。
画像処理以外でも、Google がこれまで培ってきた AI の知見を反映しています。その成果の 1 つが、バッテリー性能の向上です。スマホ上でどんな機能やアプリが実行されているかを Google AI が分析。バッテリーの消費を抑えながらもスムーズな画面動作が可能になりました。
Google Pixel 8 シリーズでの新機能の 1 つが、「音声消しゴムマジック」です1。
従来の消しゴムマジック2では、写真から消したいものを取り除くことができましたが、同様に動画に入り込んだ周囲の雑音などを小さく調整できます。
音声消しゴムマジックでは、Google AI によって、メインで話している人の会話やそれ以外の周囲のおしゃべり、ペットの鳴き声、音楽、風の音などを認識して切り分けます。そのため特定の音声のみを選んで、任意に音量を調整できるのです。
これを使えば、例えばパーティ会場や交通量の多い屋外といった騒がしい場所でも、周囲の音量を小さくすることで、より際立たせたい音声をクリアに聞き取りやすく調整できます。
これ以外にも Google Pixel 8 では、Google Pixel 7 より一回り小さい本体サイズながら、最新の機能を備えています。背面カメラは、前モデルの Google Pixel 7 同様、画角の異なる 2 つのレンズからなるデュアルカメラ仕様。50 メガピクセル(5,000 万画素)のメインカメラと、超広角の 12 メガピクセル(1,200 万画素)カメラが組み合わさることで、より美しい画像で撮影できます。
マクロ撮影(接写)への対応も大きなトピックです。前モデルでは、上位モデルの Google Pixel 7 Pro にしか搭載していなかったマクロ撮影機能が Google Pixel 8 にも搭載。雨のしずくやバラの花びら、草の葉などの緻密なディテールをきれいに撮影できます。
動画撮影機能も向上。前モデルの Google Pixel 7 以上に暗いところでも鮮明に撮影できるようになりました。夜の屋外など、互いの表情がはっきりと見えづらい状況でも、被写体の表情をより明るく捉えられます。動画の手ぶれ補正機能やズーム撮影した動画の画質、被写体の追尾性能も向上。これにより、動きの速いペットや子どもなども、ずっとピントを合わせたまま撮影でき、少し離れたところにいてもクリアな映像を残せます。
Google Pixel 8 の画面サイズは 6.2 インチのディスプレイ3。Google Pixel 7 (6.3 インチ)と比較してわずかに小さくなりました。また本体デザインは、スマホの四隅が丸みを帯びた形状です。
一方でディスプレイを囲むベゼル(額縁)は Google Pixel 7 から 2.3mm 狭くなり、本体サイズに対してより画面の大きさが際立っているのも大きな特徴です。1 秒間にディスプレイに表示する回数を表すリフレッシュレートは、Google Pixel 7 の最大 90Hz から 120Hz に強化。コンテンツによってリフレッシュレートが自動的に上がる「スムーズ ディスプレイ」により、ゲームや動画などでは自動で滑らかに表示します4。
バッテリー容量は 4.575mAh5で、Google Pixel 7 の 4,355mAh よりも大容量のバッテリーを搭載。さらに USB からの有線充電は、最大 30W の急速充電6に対応しました。
Google Pixel 7 からは変わらず、メモリは 8GB、ストレージは 128GB と 256GB7の 2 モデルをラインアップしています。セキュリティ面でも Google Pixel 7 シリーズと同様に、顔認証と指紋認証の 2 つを搭載しました。顔認証はマスクをしているときなど使えない場合があり、また周囲に人が多い公共の場でのパスコードやパターン入力はリスクもあるので、あわせて指紋認証が使えれば安心です。
防水・防塵性能は IP68 に準拠8。防水は真水の中で 1.5m の深さに約 30 分沈めても内部に水が入らないという高い性能で、料理をしながらレシピを見るなど水回りでの使用も安心です。また Wi-Fi 6E に対応しているため、高画質な動画の視聴やネットワーク上にあるゲームをプレイするクラウドゲームの体験も、スムーズになるでしょう。
本体カラーのバリエーションは Obsidian、Hazel、Rose の 3 種類を用意。Obsidian は黒曜石のような黒、Rose はバラのようなピンク、そして Hazel はヘーゼルナッツのような緑色やグレーがかった複雑な色味になっています。 Hazel カラーは、
さらにパワーアップした Google Tensor 3 による AI 機能を持つ Google Pixel 8 は着実に進化しています。年末に向けて新しいスマホをお探しの人に、ぜひおすすめしたい 1 台です。
現在 Google ストアでは Google Pixel 8 をお得に購入できる特典を用意しています。
また、同時期に発売する
「AI ならでは」の機能が手軽に使える 1 台
Google Pixel 5a (5G) / 8a、
3 世代で「AI スマホ」が大きく進化
“映える”スイーツの撮り方
Google Pixel スマホと一緒に
「かっこいい自分」
「スクリーン レコード」
トラブルはどうすべき?
「Made for Google」認定製品でもっとたくさんの選択肢を
Google フォト アプリが必要です。音声要素によっては検出できないものもあります。
Google フォト アプリが必要です。画像要素によっては消しゴムマジックが機能しない場合があります。
ディスプレイは角に丸みがあります。長方形として対角線を測定したときのサイズは、Google Pixel 8 は 6.2 インチ、Google Pixel 8 Pro は 6.7 インチです。実際の表示可能領域はそれより小さくなります。サイズは構成および製造工程によって異なる場合があります。
一部のアプリやコンテンツではご利用になれません。
バッテリー テストと予想される動作に基づいて概算された一般的な容量です。
有線での急速充電の速度(Google Pixel 8 では最大 27 W、Google Pixel 8 Pro では最大 30 W)コンセントに接続した Google 30W USB-C® 充電器の使用を前提としています。実際の速度は遅くなる可能性があります。アダプターは別売りです。充電速度は、バッテリーの残量が 1% になった状態で Google 30W USB-C® 充電器を使用して測定したテストに基づきます。充電テストは 2023 年半ばに生産開始前の初期設定状態のハードウェアおよびソフトウェアを用いて、デバイスの電源をオンにして Google により実施されました。充電速度は、充電中の使用状況、バッテリーの使用年数、気温など、さまざまな要因によって変動します。実際の充電速度は遅くなる可能性があります。
ストレージの仕様は、フォーマット前の容量を表しています。フォーマット後の実際の容量はこれより少なくなります。
デバイスは工場出荷時点で IEC 規格 60529 の IP68 の防水および防塵性能に準拠するよう設計されていますが、完全な防水、防塵ではありません。アクセサリは防水、防塵ではありません。防水および防塵性能は永久的には持続せず、時間の経過に伴って、通常の使用による摩耗、デバイスの修理、分解、損傷によって徐々に低下または消失します。デバイスを落下させると防塵および防水性能が失われる場合があります。液体による損傷の場合、保証が無効になります。詳しくは
g.co/pixel/water をご覧ください。