Google Pixel 7 シリーズで撮った写真はもちろん、古いスマートフォンで何年も前に撮った写真でもこれらの編集機能が利用できます。ここでは写真を素敵な仕上がりにするための 7 つの編集テクニックを紹介します。
Google Pixel 7 シリーズ の新機能「ボケ補整」を使うと、何回かタップするだけで、ぼやけた写真をクッキリとしたものに修正できます。ボケがなくなり、ノイズも消えるので、撮影したときの記憶と同じように写真が鮮やかによみがえるはずです。しかも、別のスマートフォンやカメラで撮った写真、スキャンした画像でも、Google フォトのライブラリ内にあればボケ補正機能が使えます。
Google Pixel 6 シリーズから搭載している「消しゴムマジック」は、写真の背景に入ってしまった電線や電柱のような余計なものを、数回タップするだけで綺麗に消せる機能です。起動すると、写真から消すものの候補を自動で提案してくれます。写真上で囲ったり塗りつぶしたりして、手動で消したいものを指定することもできます。細かいところまで正確に指定する必要はなく、だいたいで大丈夫。あとは AI が自動で認識、判断してくれます。
消しゴムマジックは、余計なものを消すだけの機能ではありません。ときには、完全に消してしまうのではなく、目立たなくする程度にしたいこともあるでしょう。そんなときには、余計なものの色を変えられる「カモフラージュ機能」が便利です。数タップの操作で自然な色合いと陰影に調整できるので、周囲に溶け込ませることができます。
撮影時に Google Pixel のポートレートモードを使えば、背景をぼかして被写体を際立たせた写真が撮れます。しかし、間違えて別のモードで撮ってしまった、古い写真に同様の効果を与えたい、ということもあるでしょう。そんなときは Google フォトの「ポートレート」機能を使ってみてください。人物だけでなく、ペットや食べ物、花などが被写体でも背景をぼかせます。
ポートレート写真を上手に撮ることは簡単ではありません。特に、光の具合が良くないときや、古いスマートフォンやカメラだと難しいこともあります。そういうときは撮影した後に「ポートレート ライト」機能を使ってみましょう。顔に対する光の当たり方を簡単に修正でき、光が当たる方向や明るさも調整可能です。
前景が暗いのに背景が明るい(もしくは、その逆だと)写真の場合、隅々まではっきり見えるようにするのは困難です。そんなときは「HDR」機能を使ってみましょう。全体の明るさとコントラストが高まり、細部まで美しい写真に仕上げられます。
写真ライブラリの中には、実際の美しさを再現できていない夕日の写真があるのではないでしょうか。そういうときは写真を美しくひと味違う夕暮れにしてくれる、「空」機能をおすすめします。空の色合いとコントラストをプリセットから選び、写真の雰囲気を変えて、友達にシェアしてみませんか。
新機能の「コラージュ」を使うと、誰かにシェアしたくなるような、オリジナルのコラージュ作品が作れます。最大 6 枚までの写真に対応した、50 種類以上のデザインを用意。ドラッグ & ドロップでレイアウトを変えられ、選んだ写真を個別に調整することも可能です。
こうした Google フォトのさまざまな機能を組み合わせれば、シェアしたくなるような魅力的な写真に仕上げられます。背景に写り込んだ余計なものを消しゴムマジックで消し、ボケ補整やポートレート ライト、ポートレートで写真を整え、思い出を彩りましょう。
*本記事は、米 Google の The Keyword ブログの記事の日本語版です。